ブログ|富田林市で動物病院をお探しの方はスージー動物病院まで


ご挨拶

2022年12月28日

2022年12月28日

寒い日が続いてますね。

本日、年内最後の診察を終了させていただきます。2022年もありがとうございました。

私ごとで恐縮ですが’22年を振り返ってみると、”獣医行動プラクティショナー”の認定を受けたことが一番印象に残る出来事になりました。

日々一緒に暮らしていると「うちの子(ワンちゃんネコちゃん)のこの行動はどうなんだろう?」と思う行動が出てきて、予防や具合が悪くなって来院していただいた時に、ついでに「そういえば…」と日常の疑問について聞いていただくことがよくあります。

認定試験のためにいっぱい勉強しましたので、その質問についてお伝えする内容の引き出しが増えたました。それが私自身とても嬉しく感じ、また自信にもなりました。

2023年もこのような学びを続けようと思います。行動学ばかりでなく別の分野でも勉強をしていこうと思っていますので、得た知識をワンちゃんネコちゃんに還元できることを目標に頑張りたいと思います。

来年もよろしくお願い致します。

ノーズワーク

2022年12月2日

2022年12月2日

こんにちわ。12月に入り、一気に寒くなりましたね。コロナウイルスの感染対策以外にもインフルエンザウイルスにも気をつけなければいけない季節になりました。ウチには受験生がいますので、インフルエンザのワクチンをかなり早くから予約をしたのですが、来週にようやく接種してもらえます。

まだ寒くなる前の先週の土曜日、臨時休診させていただいて東京に対面のセミナーを受けてきました。ここ2〜3年はWebでの配信セミナーばかりだったのですが、対面式のセミナーでなければ学べないことをたくさん学べた、とても有意義なセミナーを受講してきました。

東京まで行ってきた甲斐があったと満足しております。

 

そのセミナーの内容とは『ノーズワーク』です。

ノーズワークはご存知でしょうか?

ワンちゃんの嗅覚はとても鋭敏なのは知らない人はいないとは思います。麻薬探知犬や災害救助犬などの活躍をテレビなどでご覧になることもあるかと思います。

簡単に説明しますと、複数の段ボール箱を準備してそのうちのいくつかのダンボールにターゲット(オヤツやアロマ臭など)を隠して、ワンちゃんに鼻を使って探し当ててもらう作業です。

「犬なので教えなくても鼻を使って、すぐに見つけることができるよ」と思っていませんか?

メリーもそうなのですが、ノーズワークを初めてする子は’視覚’を使っているんです! ですので、行くつもの段ボールの前でウロウロして飼い主さんに助けを求めたり、諦めて探さなくなったりもするんです。

今回のセミナーには飼い主さんと一緒に参加してくれたワンちゃんが5頭ほどいて、見知らぬ人間が20〜30人いる部屋で実践して見せてくれました。ノーズワークを初めてする子や高齢犬もいましたし、中には両目が生まれつき無い子もいました(見えてなくても上手に探索していましたよ!)。

この対面式セミナーの前に、Webセミナーでも同じセミナーがあり受講していました。座学なので、作業をしている風景は動画でたくさん観せてもらいましたが、実際目の前で”鼻”を使ってターゲットを探しているワンちゃんを見せてもらうことができて、本当にワクワクしました。

うちのメリーにも前回の座学のセミナー後から、ノーズワークを開始していましたので、疑問に思っていたことを実際に見て確認したり質問できたりしました。

このノーズワークは、ワンちゃんにとても良い効果がたくさんあることも勉強してきましたので、行動療法を行うにあったっても利用できるので、ワンちゃんの”困った”行動を相談していただいた際にはノーズワークもお勧めしようと考えています。

ちなみに、メリーも分離不安の問題があり、少し前から行動治療を始めているのですが、今ではこのノーズワークを治療の1つとして毎日行っています。

楽しく”鼻”を使っていますよ。

合格発表

2022年10月5日

2022年10月5日

こんにちわ。昨晩は久しぶりに寝苦しい夜になって、なかなか寝付けませんでした。天気予報では、翌日(本日)から気温が下がり季節がぐっと進むと聞いていたので、「寝苦しく感じるのは(今期では)今日が最後になるなぁ」と思いながら暑さを我慢しておりました。なかなか寝付けずにゴロゴロしていると、子どもが寝室の窓を閉めるので「暑いから、(窓を)閉めんといて」と言うと、「ん?、クーラー入れるねん」と言って、エアコンのスイッチを押していました。

「私は何を我慢していたのだろう?」と思いながら、部屋が涼しくなっていくのを感じると、(その後の記憶がないので)スッと睡眠に入ったみたいです。

残暑も最後になった(はずの)昨日の朝に、先月受験した試験の合格発表のメールが届いていました。9月2日に受験をして、ず〜っと待っていた発表でした。ドキドキしながらメールを開けると、合格者の受験番号が記載されていました。

ほんの七つの数字が並んでいるだけでしたがそれを確認する間、私の中で流れる時間はかなりスローだったような気がしました。

なんと、ありました!

私の受験番号が!!

思わずガッツポーズが出ていました。久しぶりに感じる高揚感でした。

自分なりに今回の試験のための勉強は頑張ったつもりで臨みました。が、試験が終わり合格発表を待つまでの1ヶ月間は不安がいっぱいでした。

ようやく安堵できました。

今回受験したのは、『獣医行動プラクティショナー』の試験でした。

ご存知でしょうか?

日本獣医動物行動研究会がプラクティショナー制度を設立し、今回が第2回になる試験でした。

当院のような一時診療施設において学習理論などの行動学を臨床に取り入れ実践する獣医師としての役割を担うこととなると定義されています。

馴染みのない制度だと思いますので、この獣医行動プラクティショナーのことはまだまだ理解が難しいかと思います。

今回の試験の合格を期に、行動診療科にも力を入れて行こうと思いますので、獣医行動プラクティショナーのことをブログでも発信して行こうと考えております。

ご興味のある方は、どんどん質問してくださいね。

ご確認をお願いいたします。

2022年9月27日

2022年9月27日

こんにちわ。最近、夜に窓を開けて寝ると、夜中に寒くて目が覚めてしまったことが続いたので、もう冬の掛け布団を準備しました。

そんな秋を肌で感じているなか、昨日うちの小学生の息子が社会見学に泉佐野漁港に行って、お土産に秋刀魚を買ってきてくれました。

ニュスでは秋刀魚の漁獲量が激減して、値段がかなり高騰していると耳にしていたので、高価な食べ物になってきたという印象があり、うちの食卓に秋刀魚が乗ることはないかなと思っていました。

しかし、500円の予算(学校で決められた金額)の中で秋刀魚を4尾、有頭エビを1尾買ってきた息子に、「でかした!!」と心から喜び、夕飯の献立を変更して焼き秋刀魚でいただきました。

久しぶりに食べたのですが、一口目で思わず「うまい!」と唸ってしまうほど美味しかったです。旬のものはとても美味しいですね。

そんなgood jobをした息子が、保育園の年中さんだった時にこのスージー動物病院を開院しました。

開院当時は上の子どもも含めて、まだまだ母親の手や監視が必要だったこともあり、診察時間を9:00〜15:00に設定しておりました。日曜日も休診にしておりました。

今では学校から帰ってきた夕方は、母が在宅してようが留守にしてようが各々好きなことをして過ごし、休日に至っては子どもたちは昼過ぎまで寝ているので、家族揃って出かけることもほとんどなくなってきました。

それならばと、「午後の診察を始めよう!」、「日曜も診察しよう!」と考えるようになりました。

前回のブログで少しアナウンスはさせていただいておりましたが、診察時間と休診日を新着情報で更新させていただいたように大幅に変更させていただきました。

夕方の診察時間や日曜日の午前中にご都合が合えば、ご利用をお待ちしております。

待合の図書

2022年9月15日

2022年9月15日

こんにちわ。8月のお盆の頃からでしょうか、朝のメリーの散歩をしているとコオロギなどの虫の鳴き声(羽の音?)が聞こえてくるようになり、暑い盛りでしたが少し季節が進んだんだなぁと感じていました。

最近では朝の気温が高くないので、散歩中も涼しく感じるようになってきました。ただ、日中の残暑は相変わらずですね。

肌で感じる秋以外にも、先日の中秋の名月はとても綺麗で、お月見団子も美味しく食べて、視覚と味覚でも秋を感じています。

そのお月様は、買い物帰りの車の中から鑑賞しました。その日の買い物で本屋さんに寄った時に、とても可愛い本を購入しました。

ねこちゃん達の可愛らしい表情や姿がたくさん載っていて、その写真によく合う四字熟語と一緒に、短い説明が「クスッ」と笑いを誘います。

じっくりと活字を読む本ではないので、パラパラっとページをめくっていくのに丁度いいなぁと思って、待合の書籍コーナーに置いくことにしました。

お立ち寄りの際に手にとっていただけたら、嬉しいです。

最後になりましたが、大事なお知らせがあります。

今月の末、28日水曜日より、当院の診察時間と休診日を大幅に変更する予定です。

午前診・午後診に時間を分け、日曜日も午前中のみ診察しようと考えております。休診日は、木曜日と祝祭日に変更予定です。

改めて新着情報にもお知らせをいたしますので、注視いただけると幸いです。

 

 

 

一難去ってまた一難

2022年8月3日

2022年8月3日

こんにちわ、毎日お暑うございますね。

太陽のエネルギーの強さに辟易する毎日です。

エアコンが効いた部屋で元気に(?)寝ているメリーは、散歩には毎日出ていますが広場で自由に走って遊ばせるのは、この暑さではメリーと私の命の危険があるため、ご無沙汰しております。

そんな中、少しでもメリーが喜ぶように、おやつのバリエーションを増やして、さらに与える回数を増やすようにしております(暑くても食欲が低下しないので助かっております)。

以前のブログで紹介した、メリーのクラッカーによる恐怖体験のその後なのですが…、

家族の夕飯時も一緒にダイニングで過ごすことができるようになりました!

試行錯誤はありましたが、私たち家族がテーブルに着くと、自分も食餌の時間だと思ってワクワクしながらダイニングでおすわりして待っています(以前は階段に続く扉の前で、違う意味でソワソワしていましたが)。

はじめは、コングにおやつやキャベツの芯を入れて、取り出すまでに時間がかかるようにして与えたりしましたが、私たちの食事が終わる前に取り出してしまって、すぐに階段の方へ行ってソワソワするようになりました。私たちは食事中なので無反応に徹していると、不安が高まって入り口でオシッコを大量にされてしまいました。

そこまでの恐怖を感じているのなら、恐怖感を小さくしてあげないとダメだと思い、メリーがハッピーになることはないかと考えました。

メリーは食欲旺盛で、食餌への期待度がかなり高いのを利用することにしました。

おやつを入れたコングを渡してから、私がメリーのご飯の準備をしていと、おやつがそこにあるのに放ったらかして、私にあつ〜い注目を向けて舌なめずりをしているほど、期待度が上がってしまいます。

もっと遅い時間が彼女の夕飯の時間だったのですが、私たちの夕飯の時間にずらし、それまではケージの中でご飯を食べていたのですが私たちの食卓の横で食べさせることにしました。

さらに、グリーンフィーダーといって、凸凹の突起がたくさんついた食器にフードを入れて時間をかけて食べてもらいました。

メリーが先に食べ終わっても排尿しないように、家族がテーブルにつく直前にトイレに連れて行くことも合わせて行いました。

そうすると、先にメリーが食べ終わるのですが階段の方へは行かず、食卓の家族を一人一人順番に匂いを嗅いで周り、おこぼれがもらえないと分かると近くで寝て待つようになってくれました。

人間の食事を欲しがるようにはなって欲しくなかったのですが、そこは私が妥協することにしました。でもこれに関しては、食卓からはメリーに食べ物を与えないので、そのうち貰えないと理解して諦めるだろうと期待しています。

このようにようやく、メリーの恐怖感が小さくなってきたと思った矢先の昨日、たまたま仔犬の社会化のセミナーの復習をしていると、”階段や溝の上のクッレーチングを怖がるワンちゃんがいる”からと階段やクレーチングへの社会化の方法を紹介しているのを見たとき、「ん?」と疑問が浮かんでしまいました。

メリーもうちに初めて来た日、階段を怖がって昇り降りができなかったなぁと思い出したのです。現在は、階段は問題なく上がったり下ったりをしているのですが、猛ダッシュで昇り降りをしているのです。

「怖がっているのかな?」と思い、試しに数段上からメリーが前足を階段にかけないと届かないところでおやつを差し出してみると、食べたいけど届かないとモジモジしているのです!

怖かったんですね、す〜と。恐怖心はあるがなんとか階段を昇り降りしてくれていたんですね。気づいていなかったことを猛省しました。

で、昨日から階段に対する対策を始めました。「階段ではいいことがある〜♪」と思ってもらう作戦から試しています。フードやおやつを階段に置いているのですが、気づく様子もなく必死に下(上)まで駆け下りて(昇って)おやつはスルーしてしまってます。

前途多難です。

この階段の克服に関しては、また後々にご報告させていただきますね。

 

恐怖は続く

2022年7月6日

2022年7月6日

短い梅雨が明けてからは、暑い日が続いていますね。少し動いては「暑い〜」、じっとしてても「暑い!」が自然と言葉に出てしまいますね。

まだ梅雨入りもしていない5月の末に、うちの子どもの誕生日パティーでクラッカーを鳴らして、メリーを恐怖に陥れてしまったその後の彼女の様子を今回取り上げてみたいと思います。

クラッカーに対して、メリーが感じた直接の恐怖は”音”だったと考えておりますが、その時と同じ状況に置かれると”あの時の恐怖(=音)”が蘇るみたいで、私たち家族が夕飯の食卓につくと、階段へ続く扉に走り寄りソワソワとしだします。扉が開いている時には、勝手に1階へ降りてしまうこともありました。

そんな時は無理に連れ戻すことはせず、私達の食事が終わってから迎えに行くとリビングで過ごせるようになっていました。また、あらかじめ食卓につく前に、コングのようなオモチャにおやつを入れて、私たちが食事している間はオモチャに夢中になってくれるようにもしていました。

そうしていると、なんとか夕飯の間もリビングでは居られるようになっていたのですが、ちょうど1週間後にまた子どもの誕生日がきてしまい、ただ今回はクラッカーを用意しませんでした。

それなのに、ケーキにロウソクを立てハッピーバースデーの歌を歌おうと部屋の電気を消した途端、メーリーがハァハァとパンティングをしてまた扉の前でソワソワして1階へ逃げようとしてしまいました。

部屋の電気を消したという状況も、メリーはクラッカーの音の恐怖体験を思い出してしまったのです。

今回クラッカーの音はしなかったものの、メーリーニとっては前回以上に恐怖を感じたかもしれません。

その日以降は、夕飯前にリビングに点いていた電気を消してダイニングの照明をつけようという、一瞬の消灯にもメリーは反応するようになってしましたました。

このままでは、長い時間を過ごす部屋自体に恐怖を感じるようになってしまいますので、対策を考えました。

食事の支度ができて子どもたちを呼ぶ前に、メリーのオモチャのおやつを詰めて(なかなか中身を取り出せないように難易度を上げて)、私が席につく時にそれをメリーを呼んで与えるようにしました。

幸いメリーは食べることが大好きな性格ですので、必死にオモチャの中のおやつを食べようと夢中になってくれて、私達の食事の時間が過ごせていました。

おやつがなくなると、食事中の私たちの横に来て自分の存在をアピールするようになってきました。

私達の食事も欲しそうにジッと見つめてきますが、その瞳に負けて食卓から食べ物をあげないようにする私の我慢が増えましたが、ひとまず食事中は一緒の部屋で過ごせるようになっています。

それでも時々、食卓につく時になるとサッと1階に降りてしまう事もありますが、その時はそっとしております。

3人目の誕生日も10日後にありましたが、消灯もせず歌も歌わず、なるべくいつも通りにしてケーキを食べました。

えらいこっちゃ

2022年6月2日

2022年6月2日

6月に入り、梅雨入りも近づいてきましたね。季節もどんどん進み、気がつけば今月で2022年の上半期が終わってしまいますね。

コロナの感染症が問題になってから家族で遠出をするのも控えておりましたが、先日、3年ぶりに電車に乗って家族揃って、難波に食事をしに行ってきました。やっぱりお出かけは楽しかったです。このままwithコロナのフェーズに入っていくことを切に願っております。

私事ですが、5月下旬から半月の期間で、私の家族5人中3人が誕生日を迎えます。それもあって難波にお祝いの食事に行ったのですが、子どもの誕生日の当日に、自宅でもささやかですがパーティーをしました。

そのパーティーで、デコレーションケーキにろうそくを立てて、ハッピーバースディの歌を歌って、ローソクの火をふ〜と消した直後に、クラッカーをパンッパンッと鳴らした時です。近くで丸くなって寝ていたメリーがびっくりして興奮してワンワン鳴きだしたのです。

子どもたちもテンションが上がって騒いでいたのもあり、メリーの興奮がどんどん上がって行きました。リビングを走り回り、ハァハァとパンティングもしてしばらく落ち着きがなかったんです。

クラッカーも鳴らし終わり子どもたちも騒ぐのをやめたので、メリーの興奮は落ち着きましたが、1階に行く階段の前でそわそわするようになり、ハッと気付きました。

今の騒ぎで、”恐怖か不安”を感じてしまってオシッコがしたくなったんだと。

子どもに、トイレのある1階にメリーを連れて行ってもらいましたが、用を足した後、一旦2階の階段の踊り場まで上がってきたのですが、「カム」と言って呼び寄せても、リビングに入ってこれずまた1階に降りてしまいました。

「エライコッチャ!」とようやく事の重大さを把握した私は、1階に行きメリーを2階に上げようとしましたが、階段までは近づきますがすぐにケージに戻って行きました。

リビングで怖い思い(たぶんクラッカーの音)をしたので、リビングという場所に恐怖・不安が繋がってしまったのです。

大慌てで、”抗不安”効果のあるサプリメントを飲ませ、ケージで安静にしてもらいました。本来このサプリメントは、不安に感じるイベント(今回ならクラッカーを鳴らす事)の30分前に内服させるものですが、後の祭りです。それでも効果が出てくるまで安心できるケージ内で休ませる事にしました。

効果の持続時間は2〜3時間ありますので、効いてる時間に再びメリーのところに行き、ケージの扉を開け、階段に呼び寄せると、すんなりと来てくれました。階段を登るように号令をかけると、いつも通り2階に上がってリビングにも抵抗なく入ってくれました。リビングに入ってからの様子も、特に不安な態度もなかったのでホッと胸をなでおろしました。

その事件後、数日経っていますが、メリーの様子は変わりなくて安心しております。

クラッカーは今回が初めての体験ではなく、今までは平気だったのですが、強い反応を示してしまいました。今後はクラッカーはもちろん、今までは平気な雷にも用心しなくてはと考えさせられました。

6月はあと二人の誕生日が続くので、音の出ないクラッカーがないか探そうかと思います。

 

 

オヤツの大きさ

2022年3月9日

2022年3月9日

寒い日が続いていた中で、上着を脱ぎたくなる陽気になる日も出てきて、春が近づいてきた感じがするようになりました。

先月から実家の犬が調子悪くて治療をしています。ただ、実家が少し遠いため、その日の様子を姉に毎日伝えてもらいながら薬の調節をしていました。初めの状況からは落ち着いてきたため、最近はあまり連絡がなかったのですが、昨日別件で姉に連絡をした時に

「あっ、そうそう。今日、サツマイモのオヤツ(ワンちゃん用)をあげた後から、咳き込んでた。」と言うのです。

よくよく話を聞いてみると、細長い20cmくらいのオヤツを1本まるまるあげたみたいなのです。

詰まらせたんですね。

しばらく咳き込んで吐き出したらしく、その後は咳も治まったとのことで安心しましたが、実家の子はもう14歳の中型犬ですので、〝おじいちゃん〟です。嚥下力って言うんですかね、喉頭反射も若い時よりは衰えているのでしょうから誤嚥予防はシニア・ケアには必須だと思います。

誤嚥とは話が異なりますが、オヤツをあげる際にその大きさを気にされたことはありますか?

よく診察中に「オヤツはあげてますか?」と伺うと、「はい、ジャーキーを1日◯本あげてます」という答えが返ってきます。もっと聞いてみると10cm〜15cmのものをそのまま1本あげて、あっという間に食べて次を欲しがっているともお聞きします。

ハムハムしながら食べている姿は可愛いですが、そのオヤツを小さくしてもらいたいのです。目安としては、〝小指の爪の大きさの半分の大きさ〟です。

大きいオヤツを1回でもらうよりも、小さくして、そのぶん回数を多くしてあげて欲しいのです。

小さくても満足はできます!

それを何回ももらえるので、ワンちゃんはもっと満足します!!

うちのメリーは体重が20kgのゴールデンですので、口は大きいです。私の握りこぶしも余裕で入るくらいですが、オヤツであげるジャーキーやチーズは大体5mm四方のもので、それ以外はドックフードを1粒ずつオヤツとしてもあげています。メリーは大きな口で小さなオヤツを2噛み、3噛みして飲み込んでいます。そしてまた次を期待して、キラキラな目で見つめてきます。

この時に、「いい子〜」とか「可愛いね〜」と言いながら顔や首元を撫でています。

飼い主さんが大好きなワンちゃんにとって、オヤツも嬉しいですがこのスキンシップがとても大好きなので、ぜひ小さなオヤツを回数を多くしてあげてみてください。

ただ、小さくしても総量が多くなれば肥満につながりますし、少量だとしても満足して本来の食餌に影響してしまい、〝ドックフード〟を食べない子にしてしまう恐れもありますので、ご注意ください。

 

モニター募集します

2022年1月25日

2022年1月25日

寒さ本番ですね。メリーの散歩に行くと指と耳がちぎれそうになり、数日前に耳カバーを買ったところ、指以外は寒いと感じない防寒ができました。

昨年はメリーが膀胱炎を2・3度繰り返しておりましたが、現時点ではおしっこにトラブルはなく数ヶ月が経過しており安堵しております。

ワンちゃんもオシッコのトラブルは多いですが、ネコちゃんのオシッコトラブルはかなり多い印象があります。特に寒い時期になると男の子に“尿道閉塞”という命を脅かすトラブルも増える傾向があります。

猫ちゃんには“特発性膀胱炎”といって、原因不明の膀胱炎が多くあってストレスが関与しているといわれています。一度膀胱炎になった子は何度も繰り返す傾向にあり、治療は大事ですが再発予防もとても大事になってきます。

ですので、症状がなくなっても定期的にオシッコ検査を受けていただくようにお話はするのですが、採尿が難かしいからとなかなか尿検査も受けられない子が多いです。

そこで、今回いいものを見つけました!

ロイヤルカナンさんからのアナウンスを見て、既存のネコちゃんのトイレで使える“尿中ヘモグロビンチェッカー”のお試しサンプルを入手しました。(ついさっき手元に届きました!)

この“物”自体はネコ砂のように顆粒状をしているみたいで、そのまま猫ちゃんのトイレにふり撒くように使うみたいです。オシッコに血液が混じるとこの顆粒の色が変化するので、血尿が出ていると飼い主さんが目視できるというものです。1袋で3週間は使用できると記載してあります。

今回2袋をサンプルとしていただいておりますので、先着2名様とはなりますが試してみようと思われる方は当院までご連絡ください。

今後の参考にしたいので、できれば使用感をご報告(口頭で結構です)いただける方でお願いいたします。

dav

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