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恐怖は続く

2022年7月6日

2022年7月6日

短い梅雨が明けてからは、暑い日が続いていますね。少し動いては「暑い〜」、じっとしてても「暑い!」が自然と言葉に出てしまいますね。

まだ梅雨入りもしていない5月の末に、うちの子どもの誕生日パティーでクラッカーを鳴らして、メリーを恐怖に陥れてしまったその後の彼女の様子を今回取り上げてみたいと思います。

クラッカーに対して、メリーが感じた直接の恐怖は”音”だったと考えておりますが、その時と同じ状況に置かれると”あの時の恐怖(=音)”が蘇るみたいで、私たち家族が夕飯の食卓につくと、階段へ続く扉に走り寄りソワソワとしだします。扉が開いている時には、勝手に1階へ降りてしまうこともありました。

そんな時は無理に連れ戻すことはせず、私達の食事が終わってから迎えに行くとリビングで過ごせるようになっていました。また、あらかじめ食卓につく前に、コングのようなオモチャにおやつを入れて、私たちが食事している間はオモチャに夢中になってくれるようにもしていました。

そうしていると、なんとか夕飯の間もリビングでは居られるようになっていたのですが、ちょうど1週間後にまた子どもの誕生日がきてしまい、ただ今回はクラッカーを用意しませんでした。

それなのに、ケーキにロウソクを立てハッピーバースデーの歌を歌おうと部屋の電気を消した途端、メーリーがハァハァとパンティングをしてまた扉の前でソワソワして1階へ逃げようとしてしまいました。

部屋の電気を消したという状況も、メリーはクラッカーの音の恐怖体験を思い出してしまったのです。

今回クラッカーの音はしなかったものの、メーリーニとっては前回以上に恐怖を感じたかもしれません。

その日以降は、夕飯前にリビングに点いていた電気を消してダイニングの照明をつけようという、一瞬の消灯にもメリーは反応するようになってしましたました。

このままでは、長い時間を過ごす部屋自体に恐怖を感じるようになってしまいますので、対策を考えました。

食事の支度ができて子どもたちを呼ぶ前に、メリーのオモチャのおやつを詰めて(なかなか中身を取り出せないように難易度を上げて)、私が席につく時にそれをメリーを呼んで与えるようにしました。

幸いメリーは食べることが大好きな性格ですので、必死にオモチャの中のおやつを食べようと夢中になってくれて、私達の食事の時間が過ごせていました。

おやつがなくなると、食事中の私たちの横に来て自分の存在をアピールするようになってきました。

私達の食事も欲しそうにジッと見つめてきますが、その瞳に負けて食卓から食べ物をあげないようにする私の我慢が増えましたが、ひとまず食事中は一緒の部屋で過ごせるようになっています。

それでも時々、食卓につく時になるとサッと1階に降りてしまう事もありますが、その時はそっとしております。

3人目の誕生日も10日後にありましたが、消灯もせず歌も歌わず、なるべくいつも通りにしてケーキを食べました。

 
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