ブログ|富田林市で動物病院をお探しの方はスージー動物病院まで


衝撃的瞬間

2020年5月18日

2020年5月18日

みなさま、こんにちわ。朝晩はまだひんやりしていますが、日中は汗ばむ気候になってきましたね。

今日は子どもたちの学校登校日で、午前中の短い時間でしたが我が家にも静けさが戻っていました。

今日は、昨晩見た衝撃的瞬間をご紹介します。

それは、うちにいるハムスター2匹のことです。オスはうちに来て1年ほど経ちます。とてものんびりした性格です。メスはうちに来て半年以上経ち、以前にケージから脱走したことを載せた子です。前回の脱走事件後は、気をつけていたのですが、今月に入って1回だけ脱走未遂がありました。ケージの外に出ていたのですが、ケージのすぐ近くにいたので一応〝未遂〝としています。

その2匹はオスとメスなので、子どもが増えてしまうと大変なことになるため隔離をして飼育しています。ケージは一つなのですが、真ん中に仕切り板があり接触は不可能な状態です。その仕切り板の端っこを(多分メスの方だけが)ガジガジして、少し削り取られているため小さな隙間はできていますが、お互いにその仕切板に近づいても手が触れるぐらいの隙間があるくらいのものです。

その飼育環境も半年以上は経っております。

先々週の後半で、オスの左後肢で、人でいうと人差し指にあたる指の爪があらぬ方向に向いていたので、どこかに引っ掛けてしまったのかと思い、抗生剤を飲ませて経過を見ていた最中でした。さらに一昨日に左の前足の手の甲の部分に切り傷が2〜3ヶ所できているのに気づき、「これはおかしい!」と思うようになりました。

ケージは天井部分のみ金網でできていますが、よじ登って肢を引っ掛けてケガをしないよう、天井以外はプラスチックの壁になっているのでケガ予防はしていますし、引っ掻き傷のような感じなので自分で自分を傷つけているのだと考えてしまいました。

となるとストレスからの自傷行為なんだろうかと思い、避妊・去勢をしていないオスとメスを一つのケージで隔離しているがために、男の子にストレスを与えているのだと考えました。

そこで今更ですが、もう一つケージをネットで購入しました(まだ届いていませんが)。

ケージを分ければ、1匹の使えるスペースも広くなるしストレスは少なくなるなぁと思っていたのですが、昨晩、衝撃が走りました。

オスに抗生剤の薬を飲ませようとケージから出して、薬の準備を忘れていたので、一時ケージの天井にオスを乗せました。その時メスの方は相変わらず天井にぶら下がってウンテイのように前肢のみで動き回っていました。メスから若干の距離を置いて乗せたはずのオスが、一目散にメスの真上に移動して攻撃を食らわせました。

メスの方は「ギャッ」と鳴いて、床に落下してしまいました。

穏やかな性格と思っていたオスが、攻撃するなんて本当にビックりしました。

日常的には、仕切板のところで2匹が向かい合うと、その隙間からメスがパンチで攻撃して、オスがビックリしてなのか後ろに倒れこむ状況が見られていたので、メスの方が攻撃的で強いと思っていました。

やられてばっかりのオスを見て「頑張って耐えてよ」と、ず〜と思っていました。

それがオスが喧嘩をふっかけていたので、もしかしたら私の見ていない時間に、仕切板のほんの小さな隙間越しに、お互い喧嘩をしていたのかもしれないと考えると、オスの前・後肢の傷は自傷行為ではなく、喧嘩でつけられた傷なのかもしれません。

となると、無傷のメスは本当に強いんだと思い知らされることになります。

新しくケージを購入して正解だったと思っています。

 

 
▲ページトップ