ブログ|富田林市で動物病院をお探しの方はスージー動物病院まで


当院での感染予防対策

2020年4月11日

2020年4月11日

こんにちわ。

数日前に石川沿いを車で走っていると桜の花びらが一斉に散って、まるで花びらのカーテンのをくぐるような感覚になり、花見はできない現状ではありますが、季節を感じることができました。その桜も葉桜になり始めていますので、季節がまた一歩進んでいますね。

我が家の子ども達は新学期が始まる時期ではありますが、小・中学校の休校がゴールデンウィーク明けまで延長されたため、3月よりずっと自宅で過ごしています。

当院の2階が自宅スペースでありますので、診察中に天井からドタバタと運動会でもしているのかと思うくらい暴れている音と振動がする時があります。

 

さて、緊急事態宣言が大阪府に発令され、本来なら狂犬病の集合注射が各地で実施されている時期ではありますが、中止となった地域が多数出ております。

本来4月〜6月に狂犬病ワクチンは接種することを推奨されてはいますが、今回の緊急事態宣言をけ、7月まで延期する意向が大阪府獣医師会より連絡がありました。

今年、集合注射でワクチン接種ができなかったワンちゃんは、動物病院で接種することになるため、病院に来院される方が例年より増加することを予想して、動物病院での新型コロナウイルス感染拡大予防をどうして行くのが良いのか、我々獣医師は頭を悩ませております。

安倍首相が’3密’を避けることを言っておりましたが、病院の構造などハード面の対応がどうしてもできない部分はあります。当院待合も狭いため、2組ほど同時に来院されると十分な間隔を取ることが不可能です。

当院には診察室が2部屋ありますので、同時期にご来院していただいた場合は、各診察室で待ち時間を過ごしていただくようにして、同じ空間でお待たせしないようにと考えております。それでも3組以上の来院が重なると、病院の外でお待ちいただく場合もありますので、その時はご協力をお願いいたします。

 

院内の消毒に関しては、環境抵抗性の高いパルボウイルスにも効果があると言われている除菌消臭剤を使用し、こまめに拭き掃除を行っております。診察台や受付のカウンター、待合のベンチや入り口の自動扉を押す部分など、手が触れると考えられる所はこまめに行っております。待合には’ウイルスにも効果あり’という空気清浄機を24時間稼働させています。

さらに、診察を行います私もマスクを着用させていただいております。私個人としましては、顔の表情を隠してしまうマスクは(自分自身に発咳などの症状がなければ)着用はしたくないと考えておりましたが、感染拡大予防にはマスクをしない訳にはいかないと考えました。

言葉でのコミュニケーションに関してはマスクをしていても問題はないですが、顔の表情がプラスされることで言葉に感情を乗せることができますので、表情の大部分を隠してししまいますと、特にシビアな病気の説明をする時には淡々とお話をしてしまい冷たいという印象になってしまいそうでとても不安です。

うちの子を叱る(もしかしたら怒っているだけかも)時は、歌舞伎役者の海老蔵さん並の目力で子どもを震え上がらせているので、もしも診察中にそのような印象を受けてしまわれた時は、遠慮なく「目が怖い」と仰ってくださいね。

毎週木曜日は予約診療を行っております。これからは1件の診察に1時間の幅を取るようにしますので、お待たせすることが少なくできると思います。ぜひ、木曜日の予約診療もご利用ください。

 

 
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