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迷子

2018年7月19日

218年7月19日

こんにちは。毎日暑いですね。

昨日、診察時間終了近くになり病院を閉める準備で待合に出てみると、テレビから大阪北部の地震が影響して迷子になった猫ちゃんについての内容が流れてきました。

大きな地震だったために、繊細な猫ちゃんが過剰に影響を受けてパニックになり、家から飛び出してしまった子がたくさんいたようです(中には網戸を突き破って、外に出た子がもいたようです)。

迷子の問い合わせが、羽曳野市にある動物愛護センター(アニマルハーモニー)に多く寄せられたみたいです。犬で38件、猫で171件の問い合わせがあったと報道されていました。そのうち78件が無事オーナーさんとの再会ができたようです。

近年、猫ちゃんの飼育環境として”完全室内飼育”が主流になってきていると思います(私も猫ちゃんの飼育環境として完全室内飼育を勧めています)。そのためにパニック状態の猫ちゃんが野外で我に返った時に、自宅までの帰り道がわからないので迷子になっているようです。

日頃から野外を自由に散策(テリトリーの巡回?)している猫ちゃんは帰り道がわかるのですが、自宅から遠く離れてしまうと帰れなくなるのでしょう。

私も昔のことですが、学生の頃に帰省で一緒に連れ帰った猫が、何かの拍子に実家から外に出てしまっていました。出てしまってからどれだけ時間が経過したのかはわかりませんが、気づいてからすぐに近所を探しました。名前を呼びながら近くを回りましたが、知らない環境のためどこかに身を隠していたんだと思います。

数日後には当時大学のあった北海道に帰る予定もあり、もう再開できないかと思って焦りましたが、玄関先に置いてあった餌につられて戻ってくれたのか、無事に再開することができました。

完全室内飼育を見直す必要はないとは思いますが、不測の事態を想定して準備をしておくのも必要だと思います。首輪に迷子札をつけておくのも再開の確立を上げると思います。

テレビではアニマルハーモニーでの”迷子動物システム”を紹介していました。

迷子の動物が保護された状況をデーターに残し、北摂と泉佐野にもあるセンターとそのデーターを共有しているそうです。

もしも迷子になってしまった時は、付近の捜索と一緒にこの迷子動物システムも思い出していただけたらと思います。

 
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